糖尿病にはフットケアが有効です

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糖尿病のひとには毎日フットケアをすることによって、糖尿病神経障害と呼ばれる末梢神経障害や感染症などの病気を緩和できます。

糖尿病にはフットケアが欠かせません

糖尿病と上手につきあうには、フットケアが欠かせません。糖尿病の患者さんは、足のトラブルを引き起こす危険性が非常に高くなるものです。高血糖により、神経や血管が冒され、痛みを感じられなくなるせいです。糖尿病で高血糖が長い間続くと、神経に障害を来すことがあります。これは糖尿病神経障害と呼ばれます。

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糖尿病で末梢神経障害

末梢神経障害により足の感覚が失われます。また、足がじんじんとしびれたり、ぴりぴりと痛んだりします。末梢神経に障害があるために、気がつかないうちにできた圧迫、あるいはケガから足壊疽などの重大な問題を引き起こしてしまいます。糖尿病患者の3人に1人の割合で軽度の神経障害があります。神経障害のある糖尿病患者は、扁平足、槌趾(足の指が曲がる)・腱膜瘤(足の親指の付け根の関節が腫れて過敏になる)など、足が変形する場合もあります。この変形は、水ぶくれ、魚の目、たこ、潰瘍の原因になります。そしてそれらを放置しておけば、そこから細菌が侵入し、重大な感染症を引き起こします。


糖尿病で感染症

また、血糖値が非常に高い糖尿病患者は感染症にかかりやすく、免疫反応が弱まるために、細菌感染に対して戦う力が弱まっています。あるいは高血圧症を合併した糖尿病患者の多くは、足への血液循環が悪くなっています。血液の流れが悪いと、足先まで酸素や栄養が届かなくなり、傷の治りが遅くなったり、あるいは全く治らなかったりします。これらのことが、糖尿病にフットケアが必要と言われるゆえんです。

糖尿病にはフットケアが効果的です

足にできた潰瘍を治療、およびフットケアせず放置しておくと、歩けない期間が長くなるばかりでなく、外科手術や皮膚移植が必要になることもあります。さらに進行すると足を切断しなければならない場合もあるので、以下のようなフットケアは、足を守るための大変重要な要素です。


糖尿病のフットケア方法

@足の感覚が正常であるかどうかを点検します。痛みや圧迫を感じなければ、神経障害が起こっているということです。医師に相談して、フットケアを続けつつ定期的に足の診察を受けます。

Aフットケアと糖尿病のコントロールについて、医師とよく話し合います。年に1度は徹底的な足の検査を受けます。

B足にあった靴を履きます。足に合わない靴を履いていれば、すぐに足を痛めてしまいます。家の中でも外出時も、必ず靴下を履きます。

C入浴後は、足の指の間をよく乾燥させます。

D足の爪はまっすぐに切り、爪ヤスリで角をなめらかにしておきます。

Eフットケアのために毎日保湿用ローションを塗ります。ただし、指の間には塗らないでください。